「もったいない」でどれくらい損してますか?【コンコルド効果】

今回は、人間の心理的な特性である「コンコルド効果」をテーマに記事を書いていきます。

コンコルド効果には、人間が「もったいない」と感じる性質と大きく関わっています。

日常生活の中で、「もったいない」と感じることが多い方は特に注目の内容になっていますので、ぜひ参考にしてみてください!

・「もったいない」でどれくらい損してますか?

日常生活の中で、「もったいないから〇〇する」という機会を経験したことがある方は非常に多いと思います。

「もったいない」という感情が原因で物事を判断してしまうと、無意識に損をしてしまっている可能性が非常に高いです。

まず、「もったいないから」という理由は、本来やろうとしていたこととは無関係のはずです。

つまり、もったいないという感情が本来の理由と入れ替わってしまっています。

もったいないという感情を優先してしまうと、良くも悪くも本来の選択とは異なる結果を生んでしまう可能性が高いということを理解しておきましょう。

そして、この「もったいない」という感情にコンコルド効果が関わっています。

・コンコルド効果とは?

コンコルド効果とは、ある対象にお金や時間を投資し続けることが損失になるとわかっていても、それまでの投資を惜しんでしまい、やめられない心理を指します。

ギャンブルの例では、ここまで時間とお金をかけたのに、回収できないのはもったいないからさらに投資するというような心理です。

ギャンブルにハマってしまう人の心理は大抵コンコルド効果に当てはまっており、典型的なパターンとも言えます。

無意識に先入観や思い込みによって合理的でない判断をしてしまうことを「認知バイアス」といいますが、コンコルド効果もその一種とされています。

これまでの経験思い返すと、このコンコルド効果によって、損をしてしまった人も多いのではないでしょうか?

人間というものは、時間やお金をかければかけるほど、それに対してリターンを求めるようになってしまうため、求めたリターンが返ってくるまで投資を続けてしまうやすくなってしまいます。

・心理的な特性を理解するだけで損を回避できる

コンコルド効果のような人間が持っている心理的な特性を理解しておくだけで、損することを回避することができます。

コンコルド効果を理解していれば、あなたがある一定の投資をして、それに対するリターンが期待値を下回った場合に、一度冷静になることができます。

一度冷静になった状態で、その投資は合理的かどうかを判断しましょう。

そうすることができれば、一時の感情で大きな損失を出してしまう可能性を大幅に下げることができます。

このような人間が誰しも持っている心理的な特性を知らないと、あらゆる場面で損をし続けることになってしまいます。

まずは、自分の特性を把握した上で、合理的な判断が取れるように意識していきましょう^^

・まとめ

今回は「コンコルド効果」について解説しました。

日常的に起こる「もったいない」という感情で損をしてしまわないように、正しく心理について理解しておくことは重要です。

損する機会を減らすということは、お金を稼ぐことにも直結します。

なるべく損する機会を減らして、合理的にお金を稼いでいきましょう^^

・最後に

最後まで読んでくれてありがとうございます^^
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