【Twitter広告】の種類と特徴

今回はFacebookと同様、代表的なSNSである【Twitter】で扱う広告について解説していきます!!

・Twitterとは?

Twitterは世界中で莫大な数の利用者が存在し、常にトレンドが発生するプラットフォームとして認知されています。

最新情報がTwitterから発信されるということも多々あり、商品やサービスの情報源としても利用されていることから、広告としても注目されているプラットフォームです。

Twitterは、2006年7月にアメリカのObvious社がサービスを開始したSNSであり、現在はTwitter社が開発・運営を行っています。

Tweet(ツイート)と呼ばれる短文形式の投稿方法が最大の特徴で、従来までのブログなどの形式と比較しても、非常に手軽に投稿することができるという点から、人気が高まりました。

そして、Twitterのもう一つ特徴は、やはり「拡散機能」です。
Twitterには、「リツイート(RT)」という機能が存在し、情報が瞬く間に拡散されるということが頻繁に起こっています。
リツイートをすることで、お気に入りの投稿を簡単に共有や拡散することができます。

さらに、テキストの投稿に併せて画像や動画も同時に投稿することが可能です。
最近では、ライブ配信機能も実装されたため、よりリアルタイム性が高い情報発信及び情報共有ツールとして、世界に広く認知されています。

・Twitter広告

それでは、ここからTwitter広告の特徴を解説していきます。

Twitter広告は全般的にリスティング広告との差異が大きいです。リスティング広告は表示された時点では、広告主に料金が発生せず、ユーザーにクリックされた時点で課金されるという仕組みである「クリック課金」となっています。

それに対して、Twitter広告は、「閲覧・返信・リツイート」などのユーザーのアクションに応じて課金されるという仕組みになっています。

課金の対象になるアクションは広告のタイプやキャンペーンに応じて異なりますので、その都度確認が必要です。
広告単価は10円からオークション形式で決定されます。

また、Twitter広告の課金対象は一次拡散のみとなります。
つまり、Twitter広告に対する直接的なアクションにのみ課金されるということです。そのため、二次拡散については課金が発生しませんので、二次拡散されれば、それだけ費用対効果がアップするということです。

この特性は、Twitter広告を利用する大きなメリットなので、うまく利用したい部分ですね^^

Twitter広告は、広告ごとにターゲットを設定することができるという特徴もあります。
そのため、自社商品やサービスとマッチングしている可能性が高いユーザー層に最初からアプローチすることができるという魅力があります!

・Twitter広告の種類

◎プロモツイート

プロモツイートとは、Twitterユーザーに広告ツイートを閲覧してもらうことで、投稿の閲覧者数の増加や既存フォロワーからのエンゲージメント増加を目的としたツイートのことです。

プロモツイートには「プロモーション」というラベルが表示されますが、通常のツイートと同様にリツイート・リプライ・いいねの操作が可能です。

プロモツイートは、タイムライン上に表示されます。タイムラインは、最もユーザーの目につく部分ですので、効率的にエンゲージメントの増加を図ることができます。
プロモツイートはタイムラインの他には以下の場所に表示されます。

  • twitter.comの関連する検索結果ページの上部:
    Twitterや広告に関連するキーワードをインターネットで検索された場合に検索結果ページの上部にプロモツイートが表示されます。
  • プロモトレンドの検索結果:
    後述のプロモトレンドをクリックした際に表示される検索結果にプロモツイートが表示されることがあります。
  • アカウントのプロフィール:
    プロモツイートのターゲティング条件に該当するアカウントのプロフィールに表示されます。
  • 公式Twitterクライアント:
    Twitter公式が提供しているスマートフォンアプリやPCアプリにプロモツイートが表示されることがあります。

・プロモツイートの課金対象

ブランド認知度の向上
→インプレッション(広告の表示)数

ツイートのエンゲージメント
→ツイートのエンゲージメント(リツイート・リプライ・いいね)数

フォロワー
→フォロー数

ウェブサイトのクリック数とコンバージョン
→リンクのクリック数とウェブサイトカードのクリック数

アプリのインストール数または起動回数
→アプリのインストール数やアプリのクリック数

◎プロモアカウント

プロモアカウント(フォロワーキャンペーンとも呼ばれる)とは、広告主のアカウントのフォロワー数獲得を目的とした広告です。プロモツイートと同様に「プロモーション」というラベルが表示され、他のアカウントと区別することができるようになっています。

プロモアカウントは「おすすめユーザー」部分に表示されます。「おすすめユーザー」部分の他にも、Twitter検索で関連するキーワードが検索された際に検索結果にプロモアカウントが表示されるようになっています。

フォロワーキャンペーンの課金は、プロモアカウントがTwitter利用者にフォローされた時点で発生します。

フォロワー1アカウントあたりの金額は最低40円ほどで目安は100円前後となるようです。具体的に金額は決まっておらず、オークション方式で決定されるのが一般的です。

◎プロモトレンド

プロモトレンドは商品やサービス、イベントなどをプロモーションする広告ですが、プロモツイートより大きな規模のトレンドとしてプロモーションする広告です。

プロモトレンドも「プロモーション」というラベルが表示され、広告という識別が可能です。

プロモトレンドはTwitterの「話題を検索」部分にある「おすすめトレンド」部分の1番上もしくは2番目に表示されます。

プロモトレンドをクリックすると、その話題に関する検索結果が表示され、検索結果の最上部に広告主からの関連するプロモツイートが表示されます。

プロモトレンドの利用は1日1社24時間限定で、利用料金は異なりオークション方式での決定ではありません。

利用料金は国ごとに定められており、日本からのプロモトレンド利用料金は24時間420万円となっています。

プロモトレンドの利用は現在は企業限定となっており、個人広告主は利用することができません。

◎プロモビデオ

プロモビデオは動画を活用した広告です。
動画を用いることで文字や画像よりも多くの情報量を伝えることができ、短い時間でユーザーの心を掴みやすく、高い広告効果を得られるとされています。

投稿の内容が動画であるという点以外は、他のプロモーション広告リツイート・リプライ・いいねの操作が可能です。

プロモビデオが表示される場所もプロモツイートと同様にタイムラインに表示されることから多くのTwitter利用者の注目を集めることが期待されます。

プロモビデオの動画再生数キャンペーンは利用者の動画再生が課金対象となります。課金対象になる動画再生数のカウント方法には2種類あります。

動画再生あたり
→動画の50%以上が画面に表示された状態で2秒経過した場合か、動画の拡大表示またはミュート解除の操作を行った場合にカウントされます。業界標準の広告再生数カウント方法です。

3秒/100%表示再生あたり
→動画全体が画面に表示された状態で3秒経過した場合か、動画の拡大表示またはミュート解除の操作を行った場合にカウントされます。

上記のどちらかの方式を広告開始前の設定します。

◎インストリーム動画

インストリーム動画とは、Twitterで利用者が再生しようとしている動画本編の前に再生される動画広告のことです。CMのようなイメージをしていただくとわかりやすいかと思います!

Twitterと提携しているコンテンツ配信パートナーは200以上あり、それらの動画本編の前にインストリーム動画が挿入され再生されます。

インストリーム動画の動画再生数キャンペーンはプロモビデオと同様、利用者の動画再生が課金対象となっています。
課金対象になる動画再生数のカウント方法は2種類です。

  • 動画再生あたり:
    動画の50%以上が画面に表示された状態で2秒経過した場合か、動画の拡大表示またはミュート解除の操作を行った場合にカウントされます。業界標準の広告再生数カウント方法です。。
  • 3秒/100%表示再生あたり:
    動画全体が画面に表示された状態で3秒経過した場合か、動画の拡大表示またはミュート解除の操作を行った場合にカウントされます。

その他、インストリーム動画の表示を行う対象から除外するコンテンツや動画のカテゴリーを設定したり、インストリーム動画の表示対象から除外する利用者名を設定するといったことも可能です。

上記のように、Twitter広告には様々な種類があり、使い分けることも可能なので、扱う商品と相性が良い広告を選んでください!

今回は主にTwitter広告の特徴や種類について紹介しました^^

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