今回は「大手飲食チェーンの閉店ラッシュ」をテーマに記事を書いていきます。
コロナショックの打撃をもろに受けている飲食店の現状と今後の展望について、僕の考えを書いていきますので、ぜひ参考にしてみてください^^
・大手飲食チェーンの現状
2020年の11月現在も尚、飲食チェーンの閉店が相次いでいます。
現時点で、大手飲食チェーン5社の合計で420店舗の閉店が決定しているそうです。
この420店舗というのは、全体の10%にあたると言われており、いかにコロナショックの経済的な打撃が大きいのかが伺えます。
そして、好立地である駅前の店舗から、どんどん売上が厳しくなっている現状があるとのことです。
当然、駅前などの好立地な物件は、家賃等を含める固定費がかなり高コストになってしまいます。
そのため、感染を懸念して外食をする人が減れば、それが赤字に直結してしまいます。
今回のコロナショックを経て、固定費が高いということがいかにリスクなのかを再確認することができたと思います。
これは店舗だけでなく、個人の家賃などにも共通して言えることですね^^;
参考:【独自】「好立地の駅前ほど厳しい」居酒屋大手全体の1割、計420店が閉店
・固定費を削ればまだまだ戦える
固定費がかさむのに対して、売上が減少しているというかなり厳しい状況下ですが、個人経営の店舗にとってはチャンスでもあると感じています。
チェーン店が減るということは、当然価格競争が緩和されるということでもあります。
個人経営の店舗は、チェーン店に「安さ」という点で勝つことは非常に困難でしたが、チェーン店が徐々に撤退していく状況であれば、少しずつ価格競争が緩和されていきます。
そして、固定費を削れば、まだまだ飲食業界も戦えるのではないかと考えています。
例えば、店舗ではなく販売車を使って、「石焼き芋」的な売り方をすることもできます。
店舗というのは、常に固定費がかかるため、ランニングコストもハンパじゃないです。
ですが、現在はテイクアウトする方がかなり増えています。
このような背景も踏まえると、店舗を置いておく必要性が従来よりは弱まっているとも考えられます。
そのため、いかに固定費を減らして利用客を増やすことができるのかが重要になります。
・個人店にとってはチャンス
先程例を挙げたように、販売車などを使うなどの大きな業態チェンジは大手にはなかなかできません。
大手であればあるほど規模が大きくなるため、フットワークは重くなってしまいます。
しかし、個人店であればフットワークが軽く、すぐに業態をチェンジすることも可能です。
このように飲食業界全体が売上が厳しい状況が続いているので、今までと同じ売り方をしていても、回復する保証はありません。
大手が撤退を余儀なくされている状況だからこそ、個人店はチャンスだと思って、新たなアプローチをしてみるのも一つの手ですね^^
・まとめ
今回は「大手飲食チェーンの閉店ラッシュ」をテーマに記事を書きました。
コロナショックの余波はまだまだ続くことが考えられますので、固定費を最小限に抑えるということがかなり重要になります。
今後はいかに固定費を抑えつつ、利益を追求できるのかが重要になるはずです。
また、コロナショックを経て「飲食店=店舗がないといけない」という固定概念を捨てて、新たな形でビジネスを展開していくきっかけが生まれるかもしれませんね^^
・最後に
最後までお読み頂きありがとうございます^^
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