今、絶賛バズりまくりの鬼滅の刃-無限列車編-を観てきたのですが、ビジネス的な観点からみても、鬼滅の刃は非常にクオリティが高いと感じました。
そこで、今回は鬼滅の刃をビジネス的な観点から分析していきます!
ネタバレはしないので安心してくださいw
・鬼滅の刃の興行収入がエグい
まず、鬼滅の刃の興行収入がエグいです。笑
鬼滅の刃の映画が公開中の今、現在進行形で爆発的に興行収入を伸ばしています。
10月16日に公開された「鬼滅の刃-無限列車編-」は、公開3日間で興行収入46億円、動員数342万人とされています。
その後、公開10日間で107億円、動員数798万人、公開16日間で1000万人を突破しているということで、ハンパじゃない勢いで興行収入を伸ばしています。笑
公開より10日間での100億円突破というのは「千と千尋の神隠し」に迫る大記録です。
「千と千尋の神隠し」は日本で上映された映画の中で最も速い日数であり、実写作品も含めた歴代の興行収入ランキング1位の308億円という興行収入を記録しています。
鬼滅の刃の場合は、まだ映画が公開されてから1ヶ月も経過していないので、今後どれだけ興行収入を伸ばしていくのか注目ですね^^
参考:映画『鬼滅の刃』国内の歴代興収10位、公開17日で157億円突破 【ランキング一覧あり】
・鬼滅の刃の映画公開までの導線が素晴らしい
僕は、鬼滅の刃の映画公開までの導線が素晴らしいと感じました。
この導線とは、前半部分をNetFlixなどで公開しておき、その続編を映画として公開している一連の流れを指しています。
この導線が爆発的な興行収入につながっているのは間違いないと思います。
もちろん、NetFlixで鬼滅の刃が公開される以前から、ファンだった方はいると思いますが、全体の割合で考えると1~2割程度ではではないでしょうか。
そして、NetFlixはコロナショックの影響でかなりの勢いで会員数が増えています。
NetFlixなど大多数の人の目に触れるところで前半部分が公開されていることにより、潜在層にもアプローチすることができるようになります。
実際に僕もNetFlixで初めて鬼滅の刃を観ました。
そして、映画を観に行っています。笑
同じようなパターンの人も大勢いるはずです。
つまり、僕のように熱狂的なファンでなくても映画を観に行ってしまうような導線が作られているということです。
どの産業であっても、にわかファンが市場を支えていると言っても過言ではありません。
・鬼滅の刃はマーケティングも素晴らしい
このように鬼滅の刃では、アニメをNetFlixで公開している時から、映画に動員するための準備を整えていることが伺えます。
そして、莫大な人が利用しているNetFlixでアニメを公開することによって、圧倒的にリーチを広げて、満を辞して映画公開となっています。
本来は、もっと早い時期に映画公開予定でしたが、コロナの影響などもあり、この時期まで公開が延期されていました。
しかし、公開を延期して、楽しみにしているファンを焦らした上で公開するというのは、壮大なプロダクトローンチのようにも感じてしまいました。笑
まあ要するに鬼滅の刃は、しっかりマーケティングして構成されているため、ヒットするべくして、ヒットしたと考えています!
・まとめ
今回は「鬼滅の刃」をテーマに記事を書きました。
映画自体も面白かったですが、やはり興行収入の伸び方がハンパじゃないので、「なぜここまで鬼滅の刃が流行っているのか?」を考えながら観てみてください^^
映画をまだ観てない方はぜひ!笑
・最後に
最後までお読み頂きありがとうございます^^
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