今回は「青山商事が初の希望退職者募集」ということについて記事を書いていきます。
以前、「エイベックスが初の希望退職者募集」という内容を記事にしましたが、今回は青山商事です。
前回とは業界が異なりますので、今後の展望も変わってくると思います。
業界ごとにどのような傾向があるのか、参考にしてみてください^^
・青山商事が初の希望退職者募集
青山商事は「洋服の青山」や「THE SUIT COMPANY」などを展開している紳士服の大手企業です。
そんな青山商事が11/10に希望退職者を募集することを発表しました。
募集人数は400人で、対象は40歳~63歳未満で勤続5年以上の正社員・無期契約社員とされています。
募集期間は2020年12月14日〜2021年2月19日予定とのことです。
青山商事が希望退職者を募集するのは初であり、新型コロナウィルスの影響でビジネスウェアの販売不振が続いていることが要因と考えられます。
紳士服大手の青山商事が希望退職者を募集するということは、どのようなことを示しているのでしょうか?
参考:青山商事が初の希望退職募集 新型コロナにより通期は292億円の赤字に
・スーツ業界の今後
青山商事が希望退職者を募集するということは、スーツ業界全体の売上が低迷していることが伺えます。
言わずもがな、洋服の青山やスーツカンパニーなどは紳士服としても大きなシェアを持っているため、スーツ業界全体の売上が減少していると考えるのが妥当です。
スーツ業界の売上が低迷している要因の一つとして、テレワークが挙げられます。
コロナウィルスの影響で自宅で仕事をするサラリーマンが増えたことで、スーツやシャツ、ネクタイなどをする必要がなくなりました。
そのため、シンプルに需要が減ったということが考えられます。
さらに、現在は世界的にもフリーランスが増加傾向にあるため、テレワークでなくてもスーツを着る機会自体が減少していると考えられます。
実際、僕自身フリーランスですが、ここ数年ほとんどスーツを着用した記憶がありません。笑
もちろんフォーマルな場でスーツは必須ですが、近年はスーツそのものに対する需要が減ってきていると感じています。
スーツがなくなることはありませんが、ここから一気に需要が増えるということも考えづらいです。
そのため、スーツ業界全体としても少ないパイの奪い合いになる可能性が高く、何かしらの対策は必須になるでしょう。
おそらくですが、青山商事以外の大手スーツメーカーも売上が劇的に伸びているということはないと思います。
・希望退職者募集は今後も増えるはず
また、スーツメーカーだけに限らず、今後も希望退職者を募集する企業はどんどん増えていくことが予想されます。
今後一気に景気が回復する可能性は低く、ジワジワとコロナのダメージが蓄積されている企業も多いはずです。
このような状況下では、企業は当然経費を削ることを考えます。
経費として最も大きいのは人件費です。
人件費を削るために、解雇や希望退職者募集を行い、経営を立て直そうとするのは自然な流れです。
また、解雇ではなく、希望退職者を募集するという形の方が体裁的にも綺麗に見えるため、あくまで希望者を募集するというやり方をとっているのではないかと考えます。
一方的に解雇するよりも終わり方が円満な感じもしますし。笑
とりあえず、今後も希望退職者を募集するという動きは増えてくると思いますので、そこに適応できるだけの収入源を確保していきましょう!
・まとめ
今回は「青山商事が初の希望退職者募集」というテーマで記事を書きました。
大企業であっても、どんどん経営が厳しくなっている状況なので、いかに個人でお金を稼げるかが重要になります。
会社にしがみつくようになってしまったら、オワコン化してしまいますので、危機感を持って収入源を増やすのはマストですね!
・最後に
最後までお読み頂きありがとうございます^^
引き続き有益な発信を続けていきますので、ぜひ公式LINEの登録もお願いします!
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