「GDPが四半期ぶりに増加した」ということで、これに対する僕の意見を書いていきます。
GDPが増加したといっても、まだまだ懸念点がありますので、今後の対策などについても触れていきます!
・GDPが四半期ぶりに増加
内閣の発表によると、今年7月から9月までのGDP(国内総生産)は、実質の伸び率が年率に換算してプラス21.4%となり、比較可能な1980年以降で最大の伸び率を記録しています。
しかし、手放しで喜べるという訳ではありません。
なぜなら、新型コロナウイルスの影響で前の3か月の数値が歴史的な急落を記録しているからです。
今回のGDPは、あくまで前の3ヶ月と比較してプラスということであり、GDPの規模は感染拡大前の水準には戻るには至っていません。
周知のことではありますが、日本の経済が完全に復活するまでの道のりはまだまだ遠いと思います。。。
・今GDPが増加していても全く安心できない
今、GDPが増加していても全く安心できないということをしっかり認識しておく必要があります。
なぜなら、今は日本中で国の予算を大量に使ってGo To トラベルやGo Toイートなどのキャンペーンを行っているからです。
あれだけ予算を使っていても、このくらいの数字ということは、いかにコロナショックが与えた経済的なダメージが大きいのかが伺えます。
現時点では、Go Toトラベルなどの影響で個人消費が増えているため、前の3ヶ月と比較しても数値が伸びていますが、これは比較対象が悪すぎます。
前の3ヶ月は、緊急事態宣言が発令されていた時期も含めるので、コロナ全盛期とも言えます。
自粛やテレワークが一気に増えたタイミングでもあるため、消費が落ち込むのは当たり前です。
そして、減少の規模もトップクラスに落ち込んでいるため、そこと比較したら当然、数値は上昇するということになります。
つまり現時点でGDPが増加しているというのは、あくまで最低クラスに落ち込んだ時期と比較しているからだということを理解しておきましょう。
決してネガティブなるわけではありませんが、目先の数値だけでなくしっかりその背景を読み取れる力を養うことが重要です^^
・所得格差はかなり広がる
ここから日本の所得格差はさらに広がると感じています。
その理由として、オンラインを使いこなしている層と全く理解していない層が二極化しているということが挙げられます。
これまでオフラインのみでビジネスをしてきた人たちが、ここに来ていきなりオンラインを導入しようとして、全く機能していないというパターンも多々あります。
GAFAのようにオンラインをメインにビジネスを展開している企業は、今後も売上を爆発的に伸ばし続けるでしょう。
それに対して、SNSやオンラインを上手く導入できなかった企業は、どんどん売り上げが低迷していくことになってしまいます。
これは個人でも同様だと思います。
インターネットやSNSを上手く活用して、ビジネスを展開していける人は青天井に収入を伸ばしていくのに対して、本業以外の収入が何もないという人はどんどん所得が下がっていくことが懸念されます。
現代では終身雇用なども崩壊しつつあり、給料も上がりづらい状況は目に見えています。
このように、これからの時代では個人でビジネスを展開していく人と給料以外の収入がない人の間で所得格差がどんどん広がっていくと考えています。
そのため、今の時点で収入源を拡大する準備をしないと、ワーキングプア状態に陥ってしまうので注意しましょう!
・まとめ
今回は「四半期ぶりにGDP増加」ということをテーマに記事を書きました。
数値としては増加していますが、まだ日本の経済の完全回復には及んでいないので、目先の数値ではなく、背景にどのような動きがあるのかをしっかり読み取りましょう。
経済の動きを観察していくと、どの分野に需要が集まっているのかなども自然に把握できるようになるので、かなりオススメです^^
・最後に
最後までお読み頂きありがとうございます^^
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