今回は今話題になっている「ボクシングでのタトゥー問題」について記事を書いていきます。
僕自身はタトゥーを肯定している訳でも否定している訳でもないので、あくまで中立的な立場として意見を書いていきます!
・なくならないタトゥーへの偏見
ご存じの方も多いと思いますが、先日行われたWBO世界Sフライ級王者の井岡一翔選手がが同級1位の田中恒成選手を8回TKOで下した試合で、井岡選手がタトゥーを隠さずに試合に臨んだことが物議を醸しています。
試合内容も素晴らしく称賛の声も多くありましたが、その一方で「タトゥー議論」が行われています。
日本のボクシングの試合では、入れ墨(タトゥー)があればファンデーションやテーピングで隠すのが一般的とされています。
また、JBCルールには”入れ墨など観客に不快の念を与える風体の者は試合に出場することができない”と定められているそうですが、ここでも謎がありますね。笑
このルールは「入れ墨(タトゥー)=不快」という謎の方程式の上に成り立っています。
外国人選手や海外での試合は適用外でも、日本のライセンスを持った選手が国内のリングに上がる際はこのルールが適用されるとのことです。
「ルールだから」で片付けてしまえばそれまでですが、日本人は古くから「固定観念に囚われすぎて本質的な判断ができていない」と感じることが非常に多いです。
・本質的な判断ができないやつは二流
これは、ボクシングに限らずビジネスシーンであっても共通です。
目先のルールなどに囚われて本質的な判断ができない人は総じて二流だと思います。
なぜなら、本質的な判断ができていないということは、本質的な解決になっていないため、同じ問題が起きる可能性が極めて高いからです。
あくまで僕の主観になりますが、今回の件を例に考えてみましょう。
◎ボクシングの試合においてタトゥーがあることによる影響
Q. パフォーマンスに悪影響は出るのか?
A.タトゥーが直接的にパフォーマンスを下げることはない。
Q. タトゥーで観客は不快になるのか?
A. 不快にならない可能性が極めて高い。格闘技では、海外の選手などのタトゥーが見られることも多いため、タトゥーが入っているからと言ってあからさまに観客の評価が下がるとは考えづらい。そもそも不快なら見ない。
Q. 今回の件で処分が必要なのか?
A. 処分は不要。ドーピングなどの不正とは訳が違うから。ボクシング競技に紳士に向き合うという姿勢にタトゥーは一切影響しておらず、勝敗を左右するものでもないから。
完全に僕の主観ですが、こんな感じの結論です。笑
・固定観念の中で戦わないことが近道
インターネットの普及などで、どんどんグローバル化している一方で、海外との差がうきぼりになりつつあります。
日本は良くも悪くも固定観念が非常に強く、古くから人々の行動を制限する要因になっているのは間違いないと思います。
僕自身がそうですが、このご時世に古い日本の固定観念の中で生きていくのは限界があると思います。
そもそも論として、法律を犯したり、誰かに迷惑をかけることでなければ、固定観念に従う必要は一切ないので、「固定観念の中で戦わない」ということを意識するのがオススメです^^
今回のように大会が運営されている中での出来事は、ルール改正などを行っていくしかありませんが^^;
すでにSNSでも多数の意見が寄せられていると思いますが、圧倒的に井岡選手を肯定する意見が多いことや処罰する理由が薄すぎるということも含め、前向きなルール改正がされることを願っています!
・まとめ
今回は「ボクシングでのタトゥー問題」について記事を書きました。
僕自身は、「タトゥーを肯定しろ!」ということが言いたい訳ではなく、あくまで「タトゥーと勝敗は関係ないよね?」ということを言っています。笑
日本に古くからある入れ墨(タトゥー)に対する偏見が、競技スポーツのルールにまで影響しているのが現状ですが、今回の件をきっかけに少しずつルールが変わっていくことを期待します^^
井岡選手、素晴らしい試合お疲れ様でした!
・最後に
最後までお読み頂きありがとうございます^^
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