今回は、全てのインターネット広告に関係する「直帰率」について解説していきます。
インターネット広告やブログなどのメディアを扱っている人にとっては、直帰率の理解と改善は必要不可欠の知識です。
・直帰率とは?
「直帰率」とは一体何なのか?ご存知でしょうか??
直帰率とは、あなたのサイトを訪れた人のうち、直帰した人がどれくらいなのかの割合を表す指標です。
直帰の定義は、サイト内で1ページしか見ずにそのままサイトから出るというユーザーの行動を指しています。
つまり直帰率とは、
全体の訪問者のうち何%が1ページしか見なかったのか
を表わしているということです。
・直帰率と離脱率の違い
よく「直帰率」と「離脱率」を間違えて覚えている人がいますが、これらの違いはしっかり把握しておきましょう。
前項でも説明した通り、直帰率とは全体の訪問者のうち1ページしか見なかった人の割合です。
それに対して離脱率とは、そのページを見た訪問者のうち、そのページを最後に離脱してしまった人の割合を指します。
離脱率を把握すると、どの部分で離脱率が高まるのかを分析するのに役立てることができます。
効果的なインターネット広告やWebサイトを作り上げていく上で、「直帰率」と「離脱率」はしっかり覚えましょう!
そして、サイトの最適化に役立てましょう^^
・直帰率の目安
一般的に直帰率の目安は40%程度とも言われています。
しかし、明確な直帰率の目安というものは存在しません。
直帰率は、サイトの流入状況やページ構造によって大きく左右されるからです。
サイトに明確なテンプレートがないため、直帰率も明確な目安は設けられないということですね^^;
サイトの構成が作り込まれていて、外部サイトへ遷移するためのリンクが複数用意されているサイトであれば、当然直帰率は低くなると思います。
しかし、簡易的なサイトであれば直帰率は高まります。
このように、どのようなサイトなのかで直帰率も大幅に変わってしまうということです。
もちろん直帰率が低ければ低いほど、高い効果が期待できるのは間違いありませんが、目安の40%という数字に固執する必要はありません。
・直帰率を下げるための対策
直帰率をいかにして下げるかというのは、永遠の課題でもあると言えます。
結局はいかにユーザーの心理を読むことができるかということに繋がってきます。
直帰率、離脱率を下げるために、最低限以下の項目を重視しましょう!
①ユーザーのニーズに合っているのか?
まずは、どのようなニーズを持ったユーザーがアクセスをしてくるのか、できるだけ具体的に想定しましょう。
サイトを一目見たときにどのようなコンテンツが表示されるかどうかでユーザーは瞬時にページを見るかどうかを判断します。
つまり、ここでニーズに全く沿わないコンテンツが表示されていれば、ユーザーは一瞬で離脱してしまいます。
②デバイスに最適化されているか?
パソコン、スマートフォン共に最適化された見やすいページになっているかどうかはしっかり確認しましょう。
ほとんどのユーザーがスマートフォンからアクセスするので、スマートフォンからどのように表示されるのか、分かりづらくないかを確認しましょう。
③ページは素早く読み込めているか?
ユーザーの熱量を冷まさない為にも、ページが素早く動作する環境を整えましょう。
ページが重く、なかなか表示されないとユーザーの熱量が冷めてしまい、一瞬で離脱されてしまいます。
これは致命的ですので一刻も早く改善しましょう。
④わかりやすい導線になっているか?
サイトのゴールはどのように設計されているのか?
をユーザーがしっかり理解できる構造にしましょう。
複雑な構造にしてしまうと、ユーザーが理解できない可能性が高まります。
訴求内容を充実させるのは大切ですが、分かりづらい構成になってしまわないように注意しましょう。
これらを最適化することで直帰率や離脱率を大きく低下させることにつながるはずです。
直帰率が高いとお悩みの方はすぐに実践してみてください!!