Webマーケティングにおける施策
Webマーケティングにおいて、効果を向上させるための施策として主に挙げられるのは、3項目あります。
①集客率の向上
②満足度の向上
③リピート率の向上
これらはWebマーケティングで非常に重要な項目であり、売上を伸ばすために必須の施策ですので、しっかり覚えてください^^
今回はこの3項目について解説していきます！
①集客率の向上
まずWebマーケティングにおいて、どれだけ集客率をアップできるかどうかは売上増加に直結します。
集客率を上げるためには、広告のクオリティを高めることも重要ですが、検索エンジンの仕組みを利用する必要があります。
つまり、インターネット広告やSEOを駆使する必要があるということです。また、近年ではSNSから流入を増やすというやり方も増えている傾向にあります。
◎SEO
SEOとは「検索エンジン最適化」を指し、GoogleやYahoo!などの主要検索エンジン上で、上位に表示されるようにサイト内容や構造を改善していくことを意味します。
検索結果で上位に表示されるようになると、サイトへの訪問数は圧倒的に増加します。
逆に言えば、SEOで上位を獲得しないと、大幅な集客率アップは困難です。
そこでもう一つの手段として、TwitterなどのSNSでアカウントを育成することにより、認知を広め、そこからアクセスを増やすというやり方です。
効率を考えるとSEO対策とSNS育成は並行してどちらも行っていくのがいいと思います！！
◎インターネット広告
以前にも紹介していますが、インターネット広告には、リスティング広告、ディスプレイ広告など様々な種類があり、それぞれ特性が異なります。リスティング広告、ディスプレイ広告は主要なインターネット広告メディアであり、高い広告効果を期待できるため、Webマーケティングにおいても、有効な媒体です。
・リスティング広告
リスティング広告は「検索連動型広告」を指します。一定の広告費を支払うことにより、指定したキーワードが検索された際の検索結果の上部に広告が表示できるようになります。
ユーザーの目に入りやすい場所に広告が設置してあるため、アクセスや問い合わせの増加が期待できます。
検索キーワードを指定して出稿するため、ニーズが顕在化している顧客にアプローチできるという大きなメリットがあります。広告費はクリックされる毎に発生し、広告費がほかの広告出稿者との入札競争で決定するという特徴もあります。
・ディスプレイ広告
ブログやWebサイトの下部などの広告枠に広告を表示させるのがディスプレイ広告です。
ディスプレイ広告は、幅広いユーザーに配信されるため、その商品やサービスを知らない層に認知させることが出来るというメリットがあります。
②満足度の向上
満足度の向上とは、すでにサイトにアクセスしているユーザーに対して行う施策です。
サイト訪問者の中には必ず、「訪問したけど成約に繋がらない」というユーザーがいます。
このユーザーは、「満足度が不足している」と解釈することができます。
何かしら、ユーザーのニーズがあるためサイトを訪問したが、ニーズを満たせなかったということです。
このユーザーを満足させることができれば、成約や次のアクションに繋がる可能性が大きくアップします。
このフェーズでは、すでにアクセスしているユーザーに対してアプローチするため、サイト内の改善がメインとなります。
つまり、新たに広告費をかけたりすることなく、サイト内を充実させることで、売上がアップする可能性があるということです。
・サイト内の改善
ここではユーザーのサイト解析をして、ユーザーがどの部分で離脱しているのか、どこが多くクリックされているのかなどを分析します。
その情報を元にサイト内を改善していくという行程です。
・アクションボタンの色は適切か？
・一目でわかるところに設置してあるか？
・ボタンの大きさは適切か？
などは最低限確認していきましょう。
③リピート率の向上
Webマーケティングにおいて、売上に関わる重要な指標として、リピート率が挙げられます。
過去に訪問経験のあるユーザー、もしくは購入経験があるユーザーをどれだけリピートさせることができるかが重要なポイントです。
一般的に、新規顧客を開拓するよりも、既存の顧客の方が追加購入をしてくれやすい傾向があります。
その理由としては、「信頼関係が構築されているから」です。
一度商品を購入していることで、顧客に安心感を持ってもらうことにつながり、次回の成約にも繋がりやすくなります。
そのため、一度購入してもらったから満足してもらうのではなく、追加購入をしてもらえるようにアプローチを続ける必要があります。
主な方法としては、メルマガ配信やリターゲティング広告が挙げられます。
・メールマガジンの配信
過去の購入の際にメールアドレスを取得しておくと、そのユーザーに対して割引クーポンやお得情報などを配信することができます。
ユーザーとの関係を継続し、さらに深い信頼関係を構築していくために、アプローチを継続することが重要です。
購入後も有益なメルマガの配信を継続することにより、リピート率の向上に繋がります。
そして、リピートしてくれた顧客は、また次もリピートしてくれる可能性がありますので、良いサイクルを作り出しましょう。
・リターゲティング広告
リターゲティング広告は、過去にサイトの訪問経験があるユーザーに対して、Webサイト離脱後もそのユーザーを追跡して、広告を配信するというインターネット広告です。
少なくとも過去に興味を持ったことがあるコンテンツを継続して配信していくため、また興味を持ってもらえる可能性が一般ユーザーよりも高い傾向にあります。
つまり、獲得見込みが他のユーザーよりも高いということなので、無駄にしないようにアプローチをしましょう。
