今回は「プレスリリース」について解説していきます。
プレスリリースという言葉を耳にしたことがある方は多いと思いますが、正しく意味を理解している方は意外と少ないんじゃないでしょうか？？
ということでプレスリリースについて理解を深めていきましょう！
・プレスリリースとは？
プレスリリースとは、報道機関に向けて情報提供、告知、発表などをすることを指します。
プレスは報道機関を指しており、リリースは発表という意味を持ちます。
つまり、テレビ局や新聞社などの大きなメディアに対して、情報を先に公開することで、各媒体からその情報を発信してもらい、より広く社会に認知してもらうという広告手法です。多くの企業がプレスリリースをすることで、新商品の発売やイベントを告知しています。
・プレスリリースの目的
プレスリリースを行うことの目的は、「ユーザーに対してより広く情報を公開してもらうこと」です。
日本において、テレビ局や新聞社のもつ影響力は絶大です。大企業が告知をするとしても、やはりテレビ局などを上回る告知をすることは難しいため、プレスリリースをすることによって、情報の拡散力を向上させています。
・プレスリリースのメリット
・広告費用がかからない
これは広告を配信する上で非常に大きなメリットです。
テレビなどの非常に影響力がある大型メディアに無料で広告を配信することができます。
テレビと同等の規模に広告を配信しようとすれば、通常は数十万円~数百万円の広告費がかりますが、プレスリリースをすれば無料で大型メディアで告知ができます。
そのため、高い広告効果が期待できます。
・信頼性が高い
通常の広告とは異なり、テレビなどの大型メディアから発信される情報は、信頼性が高いため、世間に広く認知されやすいというメリットがあります。
また、広告主ではなく第三者であるメディアが発信しているからこそ得られる信頼感があります。
・プレスリリースのデメリット
・掲載できる保証はない
あくまで主導権は、メディア側にあるため、いくらプレスリリース用に資料を作成したからといって、メディア側が採用したい内容でなければ、掲載してもらうことはできません。
プレスリリースを積極的に行ってもらうためには、影響力の高い情報を公開することや、大衆の注目を集めることができる情報を扱うことが求められます。
・記事内容がコントロールできない
先ほども言ったように、あくまで主導権はメディア側にあります。そのため、広告主が意図していない取り上げ方をされてしまう場合もあるということを予め把握しておきましょう。
テレビなどの大型メディアは、あくまで第三者目線であり、常に客観性のある情報が求められます。
そのため、必ずしも広告主が意図した通りの広告にはならない場合があります。
・プレスリリースのやり方
それでは実際にプレスリリースはどのように行えばいいのか？
それについて解説していきます。
プレスリリースを行うやり方は大きく分けて２通りあります。
・直接メディアに依頼する
・プレスリリース代行業者を使う
上記の2つが主なプレスリリースのやり方です。
直接メディアに依頼する場合には、どの媒体にどのように告知をして欲しいのかを具体的にまとめる必要があります。
媒体も様々なので、取り扱う商品の属性なども考慮して決定していきましょう。
プレスリリース代行業者を使う場合も、上記の内容を最低限決めた状態で依頼するようにしましょう。
代行業者を使う場合には、労力はかなり減ると思いますが、無駄な労力を使わないためにも、事前にコンセプト等をしっかり共有しておきましょう。
・まとめ
今回はプレスリリースについて解説しました。
プレスリリースを行うことによるメリット、デメリットなどを理解していただけたかと思います。
今までにも様々な企業がプレスリリースを行うことによって商品やサービスをメディアに告知してもらい、社会に認知を広めてきました。
プレスリリースは、大型メディアが持つ影響力を有効に利用した手法であり、高い広告効果が期待できます。
大衆の注目を集めることができる情報やサービスを保有しており、尚且つ広告費を削減したい場合の広告手段の一つとして、プレスリリースを検討してみてはいかがでしょうか。
