今回のテーマは「ライブコマース」です。
聞いたことはあるかもしれませんが、何となく受け流している方がほとんどだと思うので、今回はライブコマースについて解説していきます!
ライブコマースは2016年に中国の「淘宝」がローンチしたことがきっかけで普及しました。
ローンチ直後から爆発的に盛り上がり、莫大な利益を生み出す手法の一つとして、日本にも普及しています。
ライブコマースはお金を稼ぐ手段としても、かなり有用性のあるものですので、しっかり最後まで読んでください!!
・ライブコマースとは?
ライブコマースとは、「ライブ動画を視聴しながらオンラインサイトで商品を購入できるサービス」を指します。
これはありそうでなかった画期的なサービスです。
従来のサービスにも、商品をリアルタイムで紹介しながら販売するという手法であるテレビショッピングなどはありましたが、リアルタイムでユーザーの反応や熱量などを反映することはできませんでした。
あくまで、顧客と販売者間でしかやりとりが行われないという状況です。
しかし、ライブコマースはライブ中にリアルタイムでユーザーが商品に関する質問などをすることができるため、リアルタイムでコミュニケーションを取ることが可能になっています。
そのため、よりリアルに商品をユーザーに知ってもらうことができるため、即時性のあるセールスを行うことができます。
これはマーケティングを行う上で、非常に大きなメリットであり、ライブコマースが新しいサービスとして位置付けられた理由でもあります。
・ライブコマースの特徴
・購入までの導線がシンプル
ライブコマースの大きな特徴として、購入までの導線がシンプルという点が挙げられます。
購入までに会員登録などの面倒な手続きはなく、ライブ中に直接販売リンクへ遷移することができるため、ユーザーのストレスを避けることができます。
・潜在層にもアプローチ可能
インフルエンサーなど、ライバー自体に影響力があれば、必然的に「インフルエンサーのファン」もライブに呼び込むことができます。つまり、商品に興味を持っていない潜在層にもアプローチすることができるため、売上アップが狙えます。
・商品の詳細までレビュー可能
ライブ配信ならではのメリットですが、リアルタイムで視聴者の質問に答えたり、テキストでは伝えることが難しい、商品の質感や詳細情報を伝えることができます。
・ライブコマースのメリット
ライブコマースの圧倒的なメリットは商品を売りやすいという点です。
ライブ配信は視聴者との距離が近いため、視聴者も親近感を持ちやすいです。
その状態で、ライバーから質問に直接答えてもらえるという環境を作り出すことによって、視聴者の購入意欲が大幅にアップします。
これを規模を拡大して行うことで、莫大な売上に繋がるという仕組みになっています。
現在では、様々なSNSが普及しているため、各プラットフォームであらゆる分野のインフルエンサーが活動しています。
そのため、商品も多様化しています。このような背景があるため、インフルエンサーを商品PRに利用することでさらなる売上増加を見込めるというメリットもあります。
・ライブコマースのデメリット
ライブコマースを利用するデメリットとしては、比較的費用がかかってしまうという点です。
ライブコマースプラットフォームは、利用料金が高額な場合が多いため、どのような戦略で利益を出していくか、明確に決めていく必要があります。
また、商品PRにインフルエンサーを起用する場合は、商品との相性やインフルエンサーのフォロワーの属性などを詳細に分析する必要があります。
これらを怠ってしまうと、高い費用を払ったのに利益がでないという状況になりかねないので、注意が必要です。
・主要なライブコマースプラットフォーム
・SHOPROOM
・LiveShop
・Yahoo!ショッピングLIVE
今回は代表的なライブコマースのプラットフォームを3つ紹介しましたが、他にもプラットフォームはありますので、費用面や特徴などを考慮して選定してみてください^^
・まとめ
ライブコマースという、最先端のマーケティングについて解説しました。
現在は、ライブ配信アプリが大きな盛り上がりを見せているため、ライブコマース市場も今後さらに拡大していくことが見込まれます。
市場が飽和してしまう前に参入することで、既得権益を獲得できる可能性も大いにありますので、興味がある方はぜひトライしてみてください!!