【価値提供の重要性】-損しているようで得している-

今回は「価値提供」をテーマに記事書いていきます。
価値提供は売上を伸ばすためには非常に重要であり、やり方を間違えてしまうと売上が全く伸びないということになってしまいます。
また、価値提供はどのビジネスにも通じるマーケティング手法なので、確実に身につけましょう!

・価値提供とは?

価値提供とは、広義な言葉ではありますが、文字の通りユーザーに価値を提供することです。
ここでの「価値」の定義は、ジャンルによって異なりますが、「有益であること」が必須です。

◎なぜ価値提供が必要なのか?
インターネットが急速に普及した現代において、情報が溢れるようになりました。
その中には、デマや悪徳業者が紛れているのも事実です。
そのため、ユーザーの警戒心が高まってきているということがあります。

もちろん、良い会社は良いサービスを提供していて、ユーザーを満足させています。
しかし、新規顧客を獲得するにあたって、最も重要なのは「ユーザーと信頼関係を築く」ということです。
ユーザーと信頼関係が出来上がることで、初めてユーザーが商品を購入しようと思ってくれます。

信頼関係が出来上がっていない状態で、いきなり商品の売り込みをされると嫌悪感を示すユーザーも多く、それでは商品を購入してもらうことはできません。

信頼関係を築き、商品を購入してもらうためには、まずは販売する側がユーザーに有益な価値提供をすることが大切だということです。

・価値提供のポイント

価値提供のポイントは「無料」ということです。
無料という言葉には、ユーザーも反応しやすく、「無料でこんなに良いものがもらえる!」と思ってもらうことができれば、そこで信頼関係が構築されていきます。
そして、価値提供は、自分が集めたい属性のユーザーに応じて、異なったアプローチが必要です。
どのユーザーにも同じ価値提供をしても効果が低く、信頼関係を築くことができていないという場合も多いので、適切な価値提供が必要です。

例えば、アパレルを売りたいという人であれば、ネットで使えるクーポン券などを発行するのは適切でしょう。
実際に取り入れている企業も多いです。
これは、ユーザーが求めていることが「商品の購入」と想定する場合に有効な手段です。

◎ここでのユーザー心理
服を買いたい→クーポン発行→安く服を買える→お得!!

というような感じで、ユーザーが求めていることに対して、適切な価値提供をすると、ユーザーに価値を感じてもらえます。
重要なのは、ユーザーが求めている価値を提供するということです。

・価値提供した次のフェーズが重要

マーケティングにおいて、価値提供をした後のアプローチが最も重要になります。
価値提供をしただけで放置してしまったら、ユーザーからは忘れられてしまいます。
特に無料であれば、尚更ユーザーの記憶からなくなりやすいです。

それではどのように価値提供をしたユーザーにアプローチすれば良いでしょうか?
例にあげたように、アパレルなどの販売であれば、クーポンを発行して、そのまま来店や購入に繋げればOKです。

ですが、他のジャンルはどうでしょう?
プログラミングや動画編集などを提供したい方やコンサルティングや教材を販売したいという方もいると思います。
このような場合に、僕が適切だと考えているのは、「ユーザーの熱量を測る」ということです。
どのようにして熱量を測るのかを例で説明します。

◎コンサルティングを販売したい場合
SNS等で無料で一部ノウハウを提供
→感想をSNSでシェアしてもらう
→反応から熱量を測る
→好評の場合→セールス
→不評の場合→別の価値提供


というような形でユーザーの熱量を測ります。
価値提供の条件として、「感想をSNSでシェア」ということを入れておくと、より多くの人にシェアしてもらうことができます。
ノウハウが不評であった場合には、また別の価値を提供して、同じようなサイクルを実施します。
そうすることで、あなたのユーザーが何を求めているのか(ニーズ)が明確になるはずです。
ニーズがわかれば、そこにピンポイントでアプローチしていきましょう。

SNSを使うことで、ユーザーの心理が感じ取りやすくなったので、どの段階でアプローチするのかを見極めるのに活用しましょう!!
SNSは拡散力もあるので、ユーザーからの反応が良ければ、一石二鳥ですね^^

・まとめ

今回は「価値提供の重要性」について解説しました。
マーケティングをするにあたって、価値提供は非常に重要であり、欠かせないテクニックです。
価値提供がうまいマーケターは、ユーザーと長期的に信頼関係を築いていくことができます。
そのため、リピーターとなってくれる可能性が高いです。
「1回商品を購入してくれたから終わり」という訳ではなく、繰り返しアプローチすることでリピーターを増やしていきましょう。

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