今回は、「YouTube広告の質が低下している」という指摘があったことから、現在のYouTube広告のクオリティについて僕の意見を書いていきます。
ここ数年で一気にYouTubeが普及したことにより、YouTube広告も急増しています。
広告量が増えたことから不適切なコンテンツも増えていることが考えられますが、どのような背景があるのでしょうか?
以下の記事にもYouTube広告のクオリティ低下に関する内容が記載されています。
【YouTube広告が「無法地帯」化 アダルト、情報商材、怪しいサプリ…背景にコロナ禍か】
・主なYouTube広告商材
まずは、YouTube広告の商材として主に取り扱われている商品はコンプレックス商品がほとんどです。
コンプレックス商品とは、脱毛、ダイエット、筋肉増強、精力増強などのコンプレックスに対してアプローチしている商品が大多数を占めています。
普段からYouTubeを観ている方は、一度は目にしたことがあるはずです。
これらのコンプレックス商材を売るためのアプローチとして、YouTube広告が用いられていますが、その広告のアプローチ方法に不適切なものが増えていることが問題視されています。
具体的には、商品の効果を誇大にアピールする広告や性的表現を用いた広告などが苦情の対象となっています。
・なぜYouTube広告クオリティが低下しているのか?
それでは、なぜYouTube広告のクオリティが低下しているのか?
その答えはコロナショックにも関連しています。
コロナウィルスの影響により、休業せざるを得ない状況になってしまった広告主は、当然広告の配信を止めます。
このような広告主が増えることにより、YouTube広告に広告を出稿する広告主が減り、結果としてコロナショック期間の広告単価が下がるという現象が起きたということです。
そして、広告の全体量が減ったことにより、コンプレックス商品などの表示が増えたということが考えられます。
YouTube広告を出稿するには、審査があるため、審査をクリアしなければ広告は出稿できません。
つまり、現状で表示されているYouTube広告は審査をクリアしているということになります。
今後はYouTube広告の審査もどんどん厳しくなってくることが予想されますが、広告自体がなくなることはあり得ないと思うので、マーケター目線で広告を分析してみましょう。
・YouTube広告はまだまだブルーオーシャン
YouTubeの規制が厳しくなったとしても、莫大な視聴者がいる限り広告の効果は伸びるはずなので、YouTube広告の運用スキルは今後も非常に役立つと思います。
そして、現状では広告単価もあまり高騰していないため、データを蓄積するには最適な時期だと感じています。
今後5Gが本格的に普及すれば、今よりさらにYouTubeの視聴者が増えることが予想できるので、そのタイミングで広告単価が大幅に高騰する可能性もあります。
つまり、YouTube広告運用に参入するのであれば、価格が高騰する前である今がベストということです。
僕の感覚的にはYouTube広告はまだまだブルーオーシャンだと思うので、今のうちに実績やデータを貯めておくのがいいと思います。
・まとめ
今回はYouTube広告のクオリティについて僕の意見を書きました。
「YouTubeに不適切な広告が増えている」というネガティブな内容でもありましたが、広告単価が下がっているという状況をチャンスと捉えることもできるはずです。
特にYouTubeであれば、視聴者は圧倒的に多くいるのに、広告単価が安いという現状は、マジでアツいと思います!笑
ネガティブなニュースからも常にチャンスを見出せるようにアンテナを張っておくことで、他人より多くの利益を獲得することに繋がるので、ぜひ実践してみてください^^